葉月茶會
2016年 08月 29日
8月のお茶会にキャンセルが出て
席が空いたのでいかがですか?と連絡が♡
なんてラッキー!!
わくわくうきうきと出かけてまいりました~。
葉月は8月の別名。
「はづき」と言われる由来は諸説あるようです。
葉が黄色く色づく頃だから「はづき」、
落葉が始まることから「葉落ち月」、
稲穂が実る時期であるから「穂張り月」などなど。
夏真っ盛りだけど、立秋が過ぎて暦の上では秋なんですね。
秋を感じるお茶会です。
小さな部屋なので部屋の端に立っても
私のカメラではテーブル全体を写すことができず・・
ネットショップで見て素敵だな~と思っていたけれど
実物見たのは初めて。思っていた以上に素敵!
8月は若竹が生長し新葉の盛りになることから
別名「竹の春」とも言うそうです。
このグラスでどんなお茶をいただけるのでしょう~わくわく。
余談ですが、この日は窓側の席だったので
ここから順光の写真になります。
順光苦手なので・・あまり上手く撮れなかったー。
中国茶の設えで使えるような小さめの茶葉入れって
なかなか見つからないんですよね。
これらは作家さんが個展用に作られたものみたいです。
個展かぁ・・一時帰国のタイミングと合わないとなかなか行けないな。。
右のは先生が作られた文山包種茶の茶梅。
砂糖控えめで酸味がしっかり。美味しい!
時間をかけて抽出されることで味が凝縮されるのでしょうか。
ゆっくりと沈んでいく茶葉。
その姿も楽しみながらいただきます。
このお茶は茶葉を浸けたままにしても渋くなったりしないのだそうです。
何度もお湯を注ぎ足しながらいただきました。
茶葉がひとかたまりになっているのが分かるでしょうか。
黄茶の君山銀針なんですが、
プーアールのように固められた茶葉なんです。
奥ゆきのある味わいで、口の中に甘みが残って。
印象的なお茶でした。
馴染みのあるお茶の登場です^^
割ってしまったそうで、取っ手の部分が金継ぎされてました。
初めていただいた拉拉山紅茶。名前を聞くのも初めて。
紅茶らしい味わい。
白毫烏龍茶のようなうま味もあり美味しかったです。
少し前から火を淹れてくつくつ抽出させていたのは
蔵茶(くらちゃ)という黒茶です。
いくらでも飲み続けていられそうな美味しさ。
するするっと喉に入っていく感じが印象的なお茶でした。
私のおとなりに座られていた方が作ってくださったもの。
点心師の資格をお持ちなのだそうです。
パオズが上手くいかないという話をしたらアドバイスくださって。
そんなおしゃべりもまた楽しくて。
ちなみに向かいに座っていた方はテーブルコーディネートの先生でした。
才能ある方々に囲まれて、貴重な時間を過ごすことができました~。
こちらが聞く前に「私が作ったものじゃないですよ」と先生。
手作りとかできないんです~とおっしゃいますが、
いやいや先生、茶梅とか絶品でしたよ~。
安吉白茶(緑茶)、白毫銀針(白茶)、黄金餅(黄茶)、
阿里山烏龍茶(青茶)、拉拉山紅茶(紅茶)、蔵茶(黒茶)
あー美味しかった!楽しかった!
cha_gotoさんのお茶会では(レッスンでも)音楽はありません。
それがまた心地いいのです。
ぽこぽことお湯の沸く音、
ちょろちょろとお湯の注がれる音、
窓の外で鳴くセミの声。
そんな何気なく奏でられる音が心に残って。
白毫銀針の茶葉がお湯の中でゆらめく姿、
茶海から立ち上る湯気、
この空間だけ、ゆっくりと時間が流れているようで。
全てが心地よく、心から満たされた気持ちになりました。
レッスンとはまた違った楽しさがあって
レッスンとお茶会、両方参加できてよかった!
cha_gotoさん、ありがとうございました。
また来年、ご縁がありますように。
by hina_maru
| 2016-08-29 10:09
| 中国茶*お茶会