中国茶教室第三期10-1
2015年 11月 02日
トーンが統一されているからかとても落ち着いた設えです。
先生の設えはいつも凛として優しい空気を醸し出してます。
一席目は台湾の木柵鉄観音、
二席目は中国の安渓鉄観音をいただきました。
同じ鉄観音種という茶葉から作られますが
産地も製法も違うので味も香りもまるで違います。
強い焙煎のかかった木柵鉄観音、
焙煎のかかってない安渓鉄観音。
伝統的な安渓鉄観音は強い焙煎仕上げだったそう。
それが台湾に伝わり焙煎仕上げの木柵鉄観音が作られるようになりますが、
一方安渓鉄観音は清香タイプが好まれるようになり
焙煎も発酵も軽い鉄観音が作られるようになったそうです。
木柵にしても安渓にしても個性はそれぞれ違いますが
しっかりとした味わいに甘みが戻ってくるような余韻が好きです。
小物使いもお上手。
先生のアドバイスのもと備前の花器と置き換えました。
次回のお点前レッスンは私の番。
あーー練習しなくちゃ!
by hina_maru
| 2015-11-02 08:55
| 中国茶*教室