アオザイ博物館

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ご近所のmさんとアオザイ博物館へ~♪

ここ、ずっと行ってみたかったの。
でも9区にあるのでちょっと遠くて。
7区からだと最短距離で21km、車で42分。
2区に抜けるトンネル経由だと28km、56分。
Grabで車を手配して行きました。

このドライバーさんが・・・最短距離のフーミン橋を渡って
カトライの辺りを通る道に進んでしまって!

この道、走ってるのはほぼほぼトレーラーで
いつもすごい渋滞しているとウワサの道。

そして進んだらもう他の道に抜けることも
引き返すこともできないという魔の道。

案の定、ものすっっっごい渋滞にハマりました・・・

全く進まず、途中ドライバーさんは何度も
エンジン切って窓全開にして車を降りてタバコ吸いに行っちゃうし。
四方をトレーラーに囲まれて空気悪くて暑くて
気が遠くなりました~~

結局、42分の道のりを1時間50分かけて目的地に到着!

まだ博物館に入る前なのにぐったりです。

次にアオザイ博物館行くことあったら
遠回りでも2区経由で行くべし!

でもまあ、もう二度とあの橋を渡ることはないだろうし、
ある意味貴重な体験をしたかも^^

・・・・・

さて、アオザイ博物館。

ベトナムを代表するアオザイデザイナーの
シー・ホアン氏が2014年に設立した博物館です。

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入場料は10万ドン。


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こちらがメインの展示館。


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中に入ると館内は細長い造りになっていてアオザイがずらり!

17世紀から現代までのアオザイ・デザインの移り変わりや、
ファッションショーで発表されたアオザイコレクション、
著名人が着用したアオザイなどが展示されています。


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こちらの建物はベトナム中部から移築して作られたそうです。
複数の建物をレゴブロックのように組み合わせて
大きな建物を作ったとか?


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アオザイに使われている布の展示からスタート。


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最初に紹介しているのは17世紀のアオザイを再現したもの。
アオザイの歴史の中ではいちばん古いデザインで、
4枚の布から作られているそうです。
胸元の赤い布は下着。
金太郎の前掛けみたいな形をしています。


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19世紀のアオザイ。
下着が隠れるようにもう1枚布が足され5枚仕立てに。


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グエン王朝時代、ベトナムの首都であったフエの王室婦人のスタイル。
今では伝統的な花嫁衣装となっているそうです。


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20世紀にはフランス文化の影響を受けたデザインが流行。

一見ワンピースのようだけど、、、


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この深いスリットの入ってるところがアオザイって感じがします☆


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1930年代当時のアオザイ。


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1950年頃流行った襟幅の広いアオザイ。


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1958年にはボートネックのアオザイや、


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ショート丈のアオザイも流行。


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アメリカの影響を受けていた1968年頃のアオザイ。

徐々にベトナムの繊維技術やプリント技術が向上し、
アオザイの全面にプリントを入れられるようになったり、
現在のアオザイ・スタイルが確立していきます。


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こちらはベトナム北部の少数民族の織物を取り入れたアオザイ。


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このコレクション、素敵♡好き♡


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キッズ・コンテストの優秀者がデザインしたもの。


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ビーズ刺繍によるアオザイもありました。
こちらは全面ビーズ!2kgほどの重さがあるそうです。


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後半は著名人が着用したアオザイや、
舞台衣装などが展示されています。
ベトナムの有名な女優さんのアオザイと教えてもらっても
全く分からないのでさらっと鑑賞~。

館内は、チケット売り場にいたアオザイ娘が英語でガイドしてくれました。
博物館ってガイドがあるのとないのでは、
楽しさがぜーんぜん違うので嬉しいサービス♪
といっても残念ながら私はほぼ聞き取れず、
一緒にいたmさんが通訳してくれました・・mさんありがとー!!

メインの展示館を出た後、さらにいくつかの建物へ。
それぞれアオザイの下に着る下着、焼き物、
フォトコンテストの写真が展示されてました。

最後に小さなお土産屋さんに案内されてガイドはおしまい!

設立当時はアオザイ展示館の他に、
宿泊用施設やレストランがあったらしいのですが、
今もあるようには見えなかったなぁ。
気づかなかっただけかな。

お土産屋さんにはスナックやドリンクさえ売ってないようだったので、
水分補給のための飲み物は持参した方がよさそうです~。

庭園編に続く。


Bao Tang Ao Dai
206/19/30 Long Thuan St., Long Phuoc Ward, Dist. 9, HCMC
TEL: 091 491 2982
Opening hour: 8:30~17:30(旧正月はお休み)



by hina_maru | 2017-12-07 22:47 | HCMC*観光

手作りのことや好きなもの、毎日の暮らしについて気ままに綴っています。


by ひな
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