ベトナム製のフェーヴ
2017年 07月 07日
こちらにもキロクしておきます。
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今回はフェーヴのお話。
フランスのラッキーアイテム「フェーヴ」をご存知でしょうか?
伝統的なお菓子、ガレット・デ・ロワ。
このケーキの中に隠されているのが
フェーヴと呼ばれる小さな陶器の人形(置物)です。
切り分けて食べた時にフェーヴが入ってた人は、
その年の王様となり幸運が1年間続くといわれているんです♪
もともとはそら豆(フランス語でフェーヴ)が使われていたそうで、
その名残で陶器製のものが主流になった今でもフェーヴと呼ばれています。
そのフェーヴがベトナムを代表する高級食器ブランド、
ミンロン社で作られていると聞いて、
ミンロンのアウトレットファクトリーへ行ってみましたよ♪
近くで見ると迫力の大きさ!
こちらのファクトリーには、ミンロンのショールーム、
アウトレットコーナー、フェーヴコーナー、絵付け体験コーナーがあります。
こんなケースが何列もずらり!
シリーズ分けされているわけでもなく、
上からどんどん足していってるのでしょうね・・
ぐちゃぐちゃです。
この中からお気に入りのモチーフを探し出すのは
まるで宝探しのようです♪
やはりフランスのモチーフが多いですね。
アオザイにノンラー姿の女の子。
とら太は10種類しか持っていませんが、
ベトナムの54の民族全て作られてます。
それにしても、なぜベトナムでフェーブが作られているのでしょう。
気になって調べてみました。
フランス国内でフェーブを作成している工房もありますが、
ラデュレやポールなどのメゾンはフェーブメーカーに発注し、
実際の製造は東南アジアを中心とした
フェーブ製造会社に外部委託しているとのこと。
おそらくミンロン社はそのフェーブ製造を請け負ってる
会社のひとつなのでしょうね。
ガレット・デ・ロワの販売があります。
パン屋さんのガレット・デ・ロワも魅力的ですが・・
せっかく手に入れたたくさんのフェーヴ。
来年のエピファニーにはぜひともこのフェーヴを使って
ガレット・デ・ロワを焼きたいなぁと思ってます♪
by hina_maru
| 2017-07-07 23:17
| サイゴンノオト