怒涛の試飲会@HOJO
2015年 11月 18日
HOJOは日本人オーナーのお茶屋さんですが、
オーナーの北城さんはKL在住ではないこともあり
KLに来てからの4年半、お店でお見かけすることはなくて。
ワタクシ英語が話せないのでいつもローカル・スタッフの方と
カタコト英単語とアイコンタクト?!でお茶を買ってました^^
なのでいつか北城さんがお店にいらっしゃる時に
お茶の話を聞きながら買い物したいなーと思っていて。
今、KLにいらしてることを知り思い切ってメッセージを送らせていただき
お店に伺うことになりまして♪
最初に淹れてくださったのは、
ダージリンファーストフラッシュの
シンブリティンリン(Singbulli Ting Ling)地区のもの。
リシーハット(Risheehat)地区のもの。
「ボディ」の違いを感じてください、と。
口の中でふわっと横に広がるシンブリティンリン。
さらっとしたリシハット。
飲み比べることでその違いがはっきり!
中国茶の感想っていつも抽象的というか
自分でもよく分からないことを言ってることがありますが、
これがボディの強さを表しているんだってことを実感した瞬間でした。
次にいただいたのは台湾の凍頂烏龍茶と梨山烏龍茶。
「ボディ」に続いて「コク」のお勉強です☆
味わいと香りが口、鼻、喉の中でどのように感じられるか
意識を集中すると・・
舌の先の方で味わいが広がる凍頂烏龍茶。
喉の奥の方で味わいと香りが柔らかく広がる梨山。
こちらもまた飲み比べると違いがはっきり~。
「ボディ」そして「コク」とは何か。
感覚として理解することができました。
何これ楽しい~~~♡
なんとなんと7種類もの鳳凰単叢を飲み比べ!
蜜蘭香単叢2015清香
蜜蘭香単叢2015濃香
蜜蘭香単叢2014清香
金玉蘭単叢
宋種芝蘭香単叢
宋種黄枝香単叢
八仙単叢ビンテージ
メモを取りつついただきました~。
おかげで自分の好みがなんとなく分かってきました☆
烏龍茶の祖といわれる鳳凰単叢。
以前、単叢は「1本の木から作られるお茶」という意味だと
教わったことがありますがずっとその意味が分からなくて。
その割には流通してる茶葉の量が多すぎない?とか・・
その辺を質問したら丁寧に説明してくださって
とっても勉強になりました~。
駆け足で!と淹れてくださったのがプーアール生茶。
東山生茶2014
白鶯山古樹生茶2015
无量山古樹生茶2015
馬鞍山古樹生茶2015
どのプーアールも美味しいのだけど
順に飲んでいくと、フレッシュさがどんどんまろやかになって。
无量山の口当たりの良さといったら!のど越しするする。
无量山と馬鞍山はプーアールと言われなかったら分からないんじゃないかな。
口の中に広がる甘みが美味しい~
美味しい白茶が欲しいな~と思ってたのでこれは買い♡
そんなこんなでいただいたお茶は全部で・・・16種類!!?
今数えてみてびっくり!!
普段台湾茶を飲むことが多いでしょうからと、
台湾以外のお茶をたっぷり紹介してくださって。
北城さんの語る中国茶は切り口が面白いというか
科学的な?視点から中国茶に触れることができたのも楽しかったな。
貴重な時間を過ごさせていただきました!
ありがとうございました~
こんなに試飲しておきならがら時間がなくなってしまい何も買わず・・
買い物はまた今度~☆
by hina_maru
| 2015-11-18 08:53
| 中国茶*茶館