中国茶教室 第二期3回目
2011年 11月 30日
まずSさんのお点前。
お茶は東方美人とも呼ばれる白毫烏龍「苗栗」。
青茶の中でいちばん発酵度の高いお茶です。
紅茶を思わせるような味わいと、淡い蜜のような香り。
少し高めの温度で淹れることで香りがたち
残り香までしっかり楽しめました~。
お点前の後、Sさんの設えた茶席に先生からアドバイス。
茶器や布はそのままで、
要素を減らしたりお花の位置を変えたりして
すっきりとした茶席になりました~。
さて次は私の番です。
グレー地にグリーンの織り模様が入ったタイシルクを合わせて、
ついあれもこれもと、てんこもり茶席にしてしまいそうになるのだけど、
「引き算・・引き算・・」と呪文のように唱えながら考えてきた茶席です^^
(茶托、茶筒、茶通、茶則、建水はお借りしました)
お点前の後、先生にアドバイスをいただいて。
「この持参した布に色をプラスしたかったのだけど・・」と話をしたら
いろんな色の布を出してきてくれました。
お借りした布でいろいろ組み合わせてみました~。
グレーの布をプラス。
写真では分かりにくいけど、
組み合わせる色によって茶席の雰囲気がぱっと変わるの。
なんか楽しい~~~
先生の出してきてくださる布がまた、どれも微妙な色合いで素敵なのです。
素敵な道具を使っての設えの勉強って楽しい!
コレずっとやっていたい・・♪
お点前で淹れたお茶は、台湾の高山烏龍茶「梅山蜜香」。
東方美人と同じように虫に吸われることで
独特の香りと甘みの生まれた葉を使用して、
高山茶の製法で作られた茶葉です。
このお茶、第一期で水出しのものをいただいたの。
とろんとした甘みが口の中に広がってすごく美味しくて。
お湯で淹れたのも飲んでみたいな~と思ってたので選びました。
茶壺に比べて熱の逃げやすい蓋碗を使ったので
1~2煎目は少し香りが弱めだったものの、
ちょっとした工夫で3煎目の香りがぐんとアップ!
味わいは渋みも少しあり思ったよりさっぱりしてました~。
ナツメの中に柔らかい白玉を詰めたもの。
心太軟とは中心が柔らかいという意味だそうです。
この後高山鉄観音の冷茶もいただきました。
by hina_maru
| 2011-11-30 16:13
| 中国茶*教室