中国茶教室 第二期3回目

中国茶教室 第二期3回目_f0107237_0285887.jpg
3回目~5回目は順番でお点前披露。

まずSさんのお点前。
お茶は東方美人とも呼ばれる白毫烏龍「苗栗」。
青茶の中でいちばん発酵度の高いお茶です。
紅茶を思わせるような味わいと、淡い蜜のような香り。
少し高めの温度で淹れることで香りがたち
残り香までしっかり楽しめました~。
お点前の後、Sさんの設えた茶席に先生からアドバイス。
茶器や布はそのままで、
要素を減らしたりお花の位置を変えたりして
すっきりとした茶席になりました~。

さて次は私の番です。
中国茶教室 第二期3回目_f0107237_15481589.jpg
こちらの蓋碗に、
グレー地にグリーンの織り模様が入ったタイシルクを合わせて、

中国茶教室 第二期3回目_f0107237_041108.jpg
こんな茶席を設えてみました~。
ついあれもこれもと、てんこもり茶席にしてしまいそうになるのだけど、
「引き算・・引き算・・」と呪文のように唱えながら考えてきた茶席です^^
(茶托、茶筒、茶通、茶則、建水はお借りしました)

お点前の後、先生にアドバイスをいただいて。
「この持参した布に色をプラスしたかったのだけど・・」と話をしたら
いろんな色の布を出してきてくれました。

お借りした布でいろいろ組み合わせてみました~。
中国茶教室 第二期3回目_f0107237_0412846.jpg
他の道具は全てそのまま、
グレーの布をプラス。

中国茶教室 第二期3回目_f0107237_041447.jpg
こちらは淡いグリーン系の布。

中国茶教室 第二期3回目_f0107237_0415842.jpg
そしてピンク。
写真では分かりにくいけど、
組み合わせる色によって茶席の雰囲気がぱっと変わるの。
なんか楽しい~~~
先生の出してきてくださる布がまた、どれも微妙な色合いで素敵なのです。
素敵な道具を使っての設えの勉強って楽しい!
コレずっとやっていたい・・♪

お点前で淹れたお茶は、台湾の高山烏龍茶「梅山蜜香」。
東方美人と同じように虫に吸われることで
独特の香りと甘みの生まれた葉を使用して、
高山茶の製法で作られた茶葉です。
このお茶、第一期で水出しのものをいただいたの。
とろんとした甘みが口の中に広がってすごく美味しくて。
お湯で淹れたのも飲んでみたいな~と思ってたので選びました。

茶壺に比べて熱の逃げやすい蓋碗を使ったので
1~2煎目は少し香りが弱めだったものの、
ちょっとした工夫で3煎目の香りがぐんとアップ!
味わいは渋みも少しあり思ったよりさっぱりしてました~。

中国茶教室 第二期3回目_f0107237_0425368.jpg
この日のお茶請け♪

中国茶教室 第二期3回目_f0107237_0423584.jpg
こちらは先生お手製「心太軟」。
ナツメの中に柔らかい白玉を詰めたもの。
心太軟とは中心が柔らかいという意味だそうです。

中国茶教室 第二期3回目_f0107237_0431821.jpg
白毫烏龍(台湾坪林地区)の冷茶とともに。
この後高山鉄観音の冷茶もいただきました。

中国茶教室 第二期3回目_f0107237_044135.jpg
先生のお茶席ディスプレイ。

中国茶教室 第二期3回目_f0107237_0442764.jpg
あわーく優しい雰囲気のグリーン使い。素敵だぁ~~

中国茶教室 第二期3回目_f0107237_0434542.jpg
この日もまたあっという間の4時間でした☆

by hina_maru | 2011-11-30 16:13 | 中国茶*教室

手作りのことや好きなもの、毎日の暮らしについて気ままに綴っています。


by ひな
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31